林檎は何にも言わないけれど｜施術コラム

フェイシャルマッサージやろっ骨エクササイズKaQiLa-カキラ-のお茶請けに林檎をよく使います。

 

蛇にそそのかされ、アダムとイブが食べてしまった禁断の実=「林檎」

宗教画でよく見るモチーフですね。

今日はそんな【林檎】のお話です。

 

 

「林檎１日１個で医者知らず」という言葉があるくらい、林檎には身体に良い作用があります☆

 

まず、食物繊維のペクチンが豊富。

ペクチンには腸の中で乳酸菌を増やす作用があり、腸内細菌の質から改善してくれます。

繊維は便を柔くし、重を増すので便秘がちな方は上手に利用したいですね☆

 

もう一つはカリウムが多量に含まれていること！

体内の不要な塩分（ナトリウム）を排泄する働き

があるので、高血圧を気にされる方は食後のデザートにオススメです。

 

ビタミンは飛び抜けて何かが多い訳ではないですが、リンゴ酸とクエン酸が豊富で疲労回復にも持ってこいです！

 

イイコトいっぱいの林檎ですが、私が特に林檎を好きな理由があります。

それは林檎が「中庸」ってコト!!

 

食べ物に陰性・陽性とありまして、ざっくり説明すると、陰性は身体を冷やす作用があり、陽性は身体を温める作用があります。

(この考えは陰陽道と言い、森羅万象全てを陰と陽に分類出来ると考えられてます。

例えば、陰性は女・月・夜・寒・砂糖。

陽性は男・太陽・昼・温・塩etc…)

 

果物は基本、陰性が強い食物なので身体を冷やす作用が強いのですが、林檎はその中でも真ん中に位置する食品=「中陽」になります。

冷え性さんも安心して食べれます。

又、熱を加えるとペクチンの量が増えるので、これからの寒い季節には焼き林檎なんてデザートに最適ですね(○´∀｀○)

 

さてさて、話は最初に戻りますが、

林檎が中庸ってことを学んだ時、冒頭の聖書を思い出したのです。

 

男性は陽性で女性は陰性になります。

極対にいたアダム（男）とイブ（女）が、中庸の林檎を食べたおかげでお互いの陰陽が少し中和され？(コレはあくまでも私の解釈なので、違うかも知れません)

今までスッポンポンでも気にしなかったのに、お互い性を意識して恥じらうようになり、葉っぱで隠してみたり～。

しかも、神様の怒りまでかっちゃって楽園から追放され、労働するハメになりましたとさ。。。

 

ですが、

そのお陰で!?私達は、ときめいて、恋して、子孫繁栄して、働いて、生活して…と、ぐるぐる人類は続いてるんだなぁ～と思います。

 

そう考えると林檎は面白いです。

そんなことを思いつつ、今日も林檎をモシャモシャ食べてます。